スポンサーサイト
  •  --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
第3章 林檎[10]
つくしside


「今日は珍しく二人とも来ないね~。
あ~ん、花沢さま~ン、美作さま~ン。会いたいわ~ン♥️」
フリーターの美奈ちゃんは私がF3と仲が良いと分かった途端、
私のバイトスケジュールに合わせて
バイトを入れるようになったちゃっかりものである。
そんな美奈ちゃんだけど、F2効果で突如都内でも5本指に入るくらい
繁盛店になったこの店を、店長並みに仕切れるのはなんとこの美奈ちゃんだけ。
急激に増えたF2ファンをあしらい、ドリンクバーだけで粘り続けるF2目当て客を
鬼のようなサーバーで追い出しして回転率をあげるなど、人手不足を補っている。
その功績(?)が認められて、来月から正社員にならないかというお誘いまであるそうだ。
今日は珍しくF2が来なかった。
さっきまではF2の登場を待っている人たちで激混みだったけど、
さすが22時を過ぎた時点でもうこないだろうと判断したらしい。

「つくし~!もうそろそろバイト切り上げて、飲みに行こうぜ。」
「あ、うん、そうしようか。」
店長の判断で、いつもクローズの時間までバイト延長してくれるから
今日はもう切り上げていいよと言われ、木下君とバイトをあがることにした。
大学校内で椅子が落ちて以来、木下君とよくいるようになったな~と思う。
大学は学部こそ違うけどバイト先は一緒だし、ラウンジに行けなくなってからは
ランチも一緒にとることが多くなっている。
時々、一緒に桜子も入れて3人でランチすることもあるけれど、
木下君のことを「爽やかな瞳の奥が笑ってない。」とかなり手厳しく評する。
木下君って人一倍働くし親切、バイト先でも人気者で、
すっごく好い人なのに・・・。
桜子ってかなりの人見知りだからな〜。


明日は金曜日という事で、二人で居酒屋に行った。
花沢類や美作さんが連れてってくれるお店もとても美味しいけど、
やっぱり居酒屋だと気を使わなくっていいというか。
値段を気にせず食べられるというのは気が楽というか。


食べモノも結構美味しかったし、バイトや大学のことなど
色々と話していたら遅い時間帯になってしまった。
慌ててお店を出て会計を済ますと夜遅くなってしまったので、
アパートまで送って行くと木下君が申し出てくれた。
迷惑かけてしまうからとお断りしようと思った矢先、木下君の電話が鳴った。


「ごめん、つくし。大切な電話が入ったから、ここで待ってて?必ず送って行くから」
「あ・・・、ありがとう。待っているね。」
そういって電話にでた木下君はどこかに行ってしまった。
待っている間にスマホを確認すると、花沢類と美作さんからラインが入っていた。
どうやら御曹司たちは季節柄多く開催されているパーティなどに
顔出しをしなくてはいけないようだ。
二人して律儀に「今日はごめん」という連絡が入っている。
大丈夫、気にしないでと返しておけば、安心してくれるだろう。


「What are you up to ?」
ん?
ふと見ると、背の高くてガタイのいい外国人が3人いた。
な、ななな、何?!
「Let's hang out tonight!」
全く何言っているかわからなんだけど?
「カノジョ、アソビマショォ。」
「えっ・・・。ちょっと・・・。」
ナンパだと思った時にはすでに外国人3人に強引に腕を引かれ、
抵抗しようにもあっという間にクラブらしき店のビル前まで
連れてこられてしまった。





ランキングに参加しました♪


↑↓もしよろしければポチしてください♪

ブログランキング・にほんブログ村へ
関連記事
スポンサーサイト

Comment - 2

河杜 花

Re: タイトルなし

Gip サマ

ね〜。
つくしちゃんはどこまでお人好し
なんでしょうか。
総ちゃん、何しているんでしょう?!
いい加減頑張ってもらいたいw

2016/12/12(Mon) 08:58

Edit | Reply | 

河杜 花

Re: 総ちゃん、出番だよ〜〜

haruwo サマ

そうなの。桜子はさすが!
つくしちゃんに関しては
今までよく誘拐されなかったな〜ってw

総ちゃんはどこにいるんでしょうか?
きっとヤサグレ中ですw

2016/12/12(Mon) 09:08

Edit | Reply | 

What's new?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。